転倒災害の防止に向けた取組について
港災防収第46号
令和元年6月20日
港湾労災防止協会
各総支部長 殿
港湾労災防止協会
会長 藤木 幸夫
転倒災害の防止に向けた取組について
―「STOP!転倒災害プロジェクト実施要綱」改正による転倒災害の防止―
全産業で見ると休業4日以上の死傷者のうち最も件数の多い転倒災害の減少を図るため、平成28年1月から「STOP!転倒災害プロジェクト」に取り組んできたところです。
しかしながら、会員事業場における転倒災害は、昨年20件と前年に比べ5件増加したほか、全産業では転倒災害は依然として休業4日以上の死傷災害の中で最も件数が多く、転倒災害は3年連続で増加しており、2022年までに休業4日以上の死傷災害を2017年比で5%以上減少させることを目標とした第13次労働災害防止計画の達成のためには、更なる取組が必要となっています。
このような状況を踏まえ、「STOP!転倒災害プロジェクト実施要綱」を別添のように改め、主唱者の一員として転倒災害防止対策のより一層の推進を図ることとなりました。
つきましては、各総支部におかれても、傘下会員事業場に本プロジェクトについて引き続き周知いただくとともに、趣旨をご理解の上、転倒災害防止の取組の推進について特段の配意をお願いいたします。