港災防収第18号
令和3年5月10日
港湾貨物運送事業労働災害防止協会
各 総 支 部 長 殿
港湾貨物運送事業労働災害防止協会
会 長 藤木 幸太
令和2年 職場における熱中症の発生状況(確定値)等について
職場における熱中症対策については、本年3月8日付け「令和3年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」の実施について」により、傘下会員事業場に対する周知等をお願いしたところです。
今般、厚生労働省労働基準局安全衛生部長から、令和2年の職場における熱中症の発生状況(確定値)の取りまとめ結果に併せて、「職場における熱中症予防基本対策要綱」の策定を踏まえた令和3年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」実施要綱の一部改正について、会員事業場に対し周知を図るとともに、熱中症予防の確実な取組が行われるよう依頼がありました(別添参照)。
なお、本実施要綱には、作業管理に「プレクーリング」という項が本年から新しく設けられ、熱中症のリスクが高い作業では、作業開始前(プレクーリング)に、あらかじめ深部体温を下げて体温上昇を抑える方法として、流動性の氷状飲料(アイススラリー)などを摂取する方法が示されていることにご留意ください。
本部では、協会ホームページにより周知を図るほか、各種講習、教育、セミナー等の場を活用し、指導援助を継続して参りますが、各総支部におかれましても、傘下会員事業場に対する周知及び指導援助について、特段のご配慮をお願い申し上げます。
(改正版)
〇 資料4 職場における熱中症予防基本対策要綱