陸上貨物運送事業における労働災害防止に向けた一層の取組について
港災防収第51号
令和2年8月7日
港湾貨物運送事業労働災害防止協会
各 総 支 部 長 殿
港湾貨物運送事業労働災害防止協会
会 長 藤木 幸太
陸上貨物運送事業における労働災害防止に向けた一層の取組について
(トラック荷台からの転落防止等荷役災害対策の推進)
標記について、厚生労働省労働基準局安全衛生部長から会員その他関係事業場に対する周知依頼がありました(別添参照)。
当該依頼文書は、陸上貨物運送事業を主たる対象とするものですが、当協会員事業場では、昨年、死亡災害が前年を4人上回る7人となったほか、死傷災害が平成26年以来5年ぶりに150人を上回る156人、本年1~3月においても49人を数えるなど増加傾向が続いており、第13次労働災害防止計画の目標達成に向けて一層の取組が必要である点では、陸上貨物運送事業と同じ状況にあります。
加えて、沿岸荷役作業においては、陸上貨物運送事業と類似の作業も多く、労働災害を減少させるためには、荷役作業時の安全対策をこれまで以上に推進していくことが求められているところです。
各総支部におかれては、これを契機として、傘下会員事業場が荷役作業時において、より一層の安全対策の推進に取り組まれるようご指導、ご協力をお願い申し上げます。
陸上貨物運送事業における労働災害防止に向けた一層の取組について(通達)