(港湾労災防止協会)

港の安全  あいさつから

港湾貨物運送事業労働災害防止協会

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神奈川総支部からのお知らせ

神奈川総支部からのお知らせ

神奈川総支部発

400人参集で「重篤災害撲滅」の決意も新たに!

 平成31年2月25日、神奈川総支部は、神奈川総支部会員企業の経営者及び安全衛生担当者約400人を集め、「重篤災害撲滅 緊急総決起集会」を開催しました。

 開催に先立ち、港湾貨物運送事業で殉職された4名の方々の御霊に対し、哀悼の意を表し、黙祷を捧げました。

 

 次に、神奈川総支部成松清秀総支部長から「今年は、既に昨年を上回る4件の死亡災害が発生しており憂慮すべき事態となっております。各社、一堂に会しこの危機的状況を再認識し、安全作業への研鑽を誓い合い、意義深いものとして頂きたいと思います。労働災害防止に大きな一歩となるよう実り多き緊急総決起集会となるよう祈念し、開会のあいさつとします。」との挨拶(要旨)がありました。

 

 続いて、ご来賓の神奈川労働局三浦宏二局長から「本日は、重篤災害撲滅緊急決起集会に参加させていただきましたが、港湾貨物取扱事業においては、昨年1年間の死亡災害を上回る、この2か月間に4件発生し、憂慮すべき状況となっております。港湾運送業における労働災害防止の取組に当たっては、『人の注意力には限界があること、作業に集中している場合に周りのことには注意が向かないこと』を念頭に置いた対策を講じることが重要です。そして、これら対策を定着させるためには、日々の自主的な安全衛生管理活動を継続していただくことが必要であり、このような緊急的な事態の中であっても最重点に取り組んでいただくべきことだと認識しております。

 会員各社が一堂に会し、死亡・重篤災害の撲滅を再認識し、研鑽を誓い合うことは意義深いものと思います。本日の取組が、労働災害防止に大きな、実り多き緊急総決起集会となるよう祈念します。」との挨拶(要旨)がありました。

ご挨拶される三浦神奈川労働局長】

 

藤木幸夫会長から「1月に3人、2月に1人が亡くなられた。今までにない状況です。全国大会で年1回、労働災害防止の意思統一をしてもらっているが、本部と相談し、この事態に各港、各支部で、今一度、熱心な討議を行ってもらおうということで、今日のような緊急総決起集会をお願いしました。

今の港湾ぐらい安全活動で助け合ってしっかりやっているところはない。港では、A社、B社、C社ということではなく、港単位で安全パトロールや討論会、検討会をやっています。死亡災害が他所の港でおきても、たまたまうちの港ではないということなんです。今日は他人事、明日は我が身であると昔から言われています。他所の港、隣の会社、で起こったことが我が身として受け止めなくちゃいけない。気を付けなければいけないんです。

安全第一という言葉がある。世界では産業革命で色々なものを作りはじめ、工業製品ができて便利になったが、後には、怪我人が残った。工場で怪我するのは慣れないことを行うからです。アメリカの鉄鋼会社USスチールでは、初めのうち、プロダクションファースト、生産第一を唱えていたが、事故が多発した。これではいけないということで、セーフティファーストと唱え始め、あっという間に世界中に広まった。今や、日本では、社員が23人の会社でも言うことが当たり前のこととになったので、素晴らしいことではあるが、本当に安全第一になっているのか。  

以前話したが、私は中国の大連に行った時、大連から瀋陽に向かう途中の工場の塀には『安安全全』と書いてあった。瀋陽の役人に聞いたところ、『安全第一』では言うだけであるので、念を押して安安全全と言っている。私は本当にそうだと思いました。私の会社ではこれを受けて、作業服の胸元に安安全全と入れました。安全第一と頭では分かっていても、行動を伴っているのか。安全第一ではなく、金第一になっていないか。安全は安心につながり、何よりも大事です。働け、働けで納得できる者はいくらでも働いていいけれど、労働災害は、今日は他人事であっても、明日は我が身になります。今日は他の港、明日は我が港となるんです。

アメリカでは社長が、おかみさん元気か、子供はどうかと社員に聞く社長は社長失格と言っているコンサルタントがいるようですが、港湾では、先輩が残したもの、港で働いている人、皆さんを大切にする「妻子を泣かせてはいけない。」ということを守っていかなくちゃいけない。

今、沖縄から北海道まで全ての総支部でこの緊急総決起集会を行っている。九州総支部等エリアが広いところでは支部単位でやっています。半分は、今日までに終わっている。4つの不幸な事故、仲間が起こした事故を契機に全部の港で、緊急対策を行っている。皆さん、横浜で、川崎で、横須賀で安全に対する取組をしっかりやりましょう!」との挨拶(要旨)がありました。

【ご挨拶される藤木会長】


 横浜支部笹田照近安全委員長から、重点取組事項の確認があり、その後「港湾の作業では、現場任せにしない。経営トップが現場を見ることが必要であり、現場は『慣れ』が生じるので、是非現場に戻り、1つの目より2つの目で見ていただき、これなら大丈夫というところまで、確認していただきたい。

 皆さんに、1つの言葉を紹介したい。『安全とは危険を考えること。そもそも安全は存在しない。本来存在するのは危険である。安全な状態とは、危険を除去または制御し、その対策機能が維持されている特殊な状態である。』ということです。ご安全に!」とのお話がありました。

【重点事項を確認される笹田安全委員長】


次に、横浜支部坂田薫支部長が決意表明を力強く読み上げ、最後に、横浜支部齋田三男安全管理員の発声により、全員で垂れ幕に向かい『ゼロ災で行こう ヨシ!』を唱和し、総決起集会を終了しました。

 

ご安全に!

【指差唱和風景】

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